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DJ HIGHSCHOOL - I WANT IT ALL(CD)
¥1,650
ERA・J.COLUMBUS・NERO IMAI・MIKRIS・MC KHAZZ・etc...数々のラッパーのプロデュースワークやREMIX、BUSHMIND・STARRBURSTとのBBH、DJ BISONとのFOOT CLUB、D.U.O Tokyoのラッパー・OS3としてetc... 数々の重要局面で必ずその名を目にする存在であり現在の東京を代表するトラックメイカーの一人・DJ HIGHSCHOOLのによる2020年作・RCSLUMのMIX CD部門「Royality Club」よりリリースされたMIX。 XXXくん、それは気高い死だったんですね。ハイスクールの言葉で目が覚めた。 ベッドが広く感じて隣を見たけど、2人とも居なかった。 すごくよく眠れた気がして携帯を確認すると、午前10時を過ぎた頃だった。 明後日まで会員制の我が店に予約はない。 下の部屋に向かい、ホープを手にとる。洗面台に葉っぱを少し流して色の違う葉っぱを詰める。三色の歯磨き粉を歯ブラシにディップして歯を磨く。グリングースに貰った石鹸で顔を洗ってXXを履く。サーマルを選んだらティンバーをはく。完璧な陽気の外を歩いて振り込みに向かう。 天気良いぜ! 広小路を歩くと、子供以外、皆一様にマスクをしている。タバコを買って家に戻る。噴水の上にハトがいる。部屋に入り、出窓をいつもの倍開いて自席に着く。プライマルのクンバに火をつけたら、全部くれとワガママなハイスクールのミックスを再生する。首フッテル! 【PROFILE】 aka Sonetorious。東京のDJ/トラックメイカー。 2003年頃よりなんとなくトラック制作を開始。その後、Seminishukeiと出会い、ふわっと加入。 DJとしての活動をそれとなく展開するとともに、ERA、O.I.とともにD.U.O. TOKYOのラッパー“OS3”としても適宜活動している。またBushmind、StarrburstらとBBHを、DJ Bisonと共にFoot Clubを結成するなど割と色々ユニットもやっているみたい。 リリースも一応結構出していて、各種mix CDやビート集の"Bedtime Beats"シリーズ、そして2015年4月、“DJ HIGHSCHOOL”名義としては初のアルバム『MAKE MY DAY』をリリース。2018年6月にはMC Khazzと“I’m Ya Boy”ってEPもリリースしたんだって。たまに色んな人にトラック提供も行ってるっぽい。
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DJ HIGHSCHOOL - BOYS AND GIRLS(CD)
¥1,650
ERA・J.COLUMBUS・NERO IMAI・MIKRIS・MC KHAZZ・etc...数々のラッパーのプロデュースワークやREMIX、BUSHMIND・STARRBURSTとのBBH、DJ BISONとのFOOT CLUB、D.U.O Tokyoのラッパー・OS3としてetc... 数々の重要局面で必ずその名を目にする存在であり現在の東京を代表するトラックメイカーの一人・DJ HIGHSCHOOLのによる2017年作・RCSLUMのMIX CD部門「Royality Club」よりリリースされたMIX。 月曜までの名古屋はひと月以上雨が降らず空気がとても乾燥していて花粉や黄砂がビル風に舞いとても鬱陶しい天気だった。 その日はOWLBEATSが刺青を彫りたいと言うので二人で親戚の彫り師の道場に行ったのだけど、相変わらず話が長くて彫り終わるまでに6時間はかかった。 25時を過ぎた頃に雨が降り出していたので帰りの足に困った我々は、女子大でケバブを食べていると言うMIKUMARIに迎えを頼んだ。その電話の前にはワセリンを塗り終わっていたのでもう席を立てると高を括っていたんだけど、そこから1時間ほどMIKUMARIを待たせることになってしまった。 その間にMIKUMARIから 「ハラクダリと一緒だからマックに行ってくる。」 「おいまだか?明日朝早いんじゃ!」 という催促の電話が3回あった。 その2回目の電話をスピーカーフォンにして「はよせーや!」って言ってるところを彫り師に聞かせたりした。 やっとティンバを履いた時は28時を回っていてMIKUMARIはカンカンだったけどOWLBEATSは嬉しそうだったのでまぁ良いかと思った。 火曜日の正午になっても雨は続いていてが夕方には降り止んだ。 雨が降り止む1時間ほど前にGMAILをチェックするとDJ HIGHSCHOOLからMAILが届いていてBOYS AND GIRLSが添付されたいた。 ダウンロードしてトーストに入れて一度CD-Rに焼いてからBOSEのCDプレイヤーに入れて少しだけLOWを強くして再生ボタンを押した。 窓を開けると雨上がりの街に夕日が沈んでいて、音楽と景色と少し暖かくなり始めた街の温度がとてもマッチしていた。 窓を閉めると、携帯がメールの着信を告げて送信元はMIKUMARIだった。 内容を確認するとTODAY WAS GOOD DAYだって!! 直ぐにコールバックして 「みっくん、飲みにいこ〜、おっさんのMIX届いたよ〜、きょうちゃんは?カズオは〜」 【PROFILE】 aka Sonetorious。東京のDJ/トラックメイカー。 2003年頃よりなんとなくトラック制作を開始。その後、Seminishukeiと出会い、ふわっと加入。 DJとしての活動をそれとなく展開するとともに、ERA、O.I.とともにD.U.O. TOKYOのラッパー“OS3”としても適宜活動している。またBushmind、StarrburstらとBBHを、DJ Bisonと共にFoot Clubを結成するなど割と色々ユニットもやっているみたい。 リリースも一応結構出していて、各種mix CDやビート集の"Bedtime Beats"シリーズ、そして2015年4月、“DJ HIGHSCHOOL”名義としては初のアルバム『MAKE MY DAY』をリリース。2018年6月にはMC Khazzと“I’m Ya Boy”ってEPもリリースしたんだって。たまに色んな人にトラック提供も行ってるっぽい。
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ATOSONE - SNOW WILL THAW A FROZEN HEART(CD)
¥1,100
RCSLUM C.E.OのATOSONEが選ぶ14の名曲 ―どんな悪い女にも死を近接に感じる日々を過ごす悪党にも、平等に聖夜は訪れる。その瞬間を何処で誰と、どんな音楽を聴いて過ごすのか?― 最高にロマンチックな瞬間にその背景を彩る音楽を僕は FREE BABYRONIAに任せた。あいつはそれを完璧に再生してくれたのだけれど、やはり悪い計画にアクシデントはつきものでENEMYに一時停止を押されてしまった。 計画は継続しているからその音楽がもう再生されないということではないんだけど、やはりこの夜、この瞬間に無音っていうのは少しセンスが良くない気がする。 だから美しい悪徳には及ばないかもしれないけれど、今回は特別に僕自身が再生のボタンを押そうと思います。FREE BABYRONIAが創った劇中での突然の暗転、そこに流れるATOSONEが選んだ14の名曲。それはそれでロマンティックな展開じゃねぇ? 本当にごめんね。でも皆様がこの想定外をセンス良く楽しんで頂ければ嬉しく思います。
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ATOSONE - SUNSHINE MARA(CD)
¥1,100
あのATOSONEが新しいDJミキサーを手に入れたという。 それはVESTAX PMC-25というロータリー式のものだ。 そしてそのミキサーの柔らかく極上のミックス機能を歓喜と共に使い倒して作り上げたのがこのATOSONEの最新ミックスだろう。 再生すると流れてくるのはジャズ・ロック、ジャズ・ファンク、あるいはソウル・ジャズ、フォーク・ロック……さらにいわゆるライブラリー・ミュージックもある。 呼び名はなんでもいいが、重要な点はヒップホップ文脈のブレイクビーツやサンプリング・ソースあるいはレアグルーヴが中心に選曲されていることだ。これはちょっとした驚きだった。 そしてとにかくビートが鳴りまくっている。 ヒップホップのいわゆる“元ネタ”やブレイクビーツと呼ばれる音楽で構成されたミックスは世の中にゴマンとある。だがしかし、ATOSONEが作り出す作品(それがラップでもアートでも洋服でも、パーティでもそうであるように)が一筋縄でいかないのは、彼のなかにある、退屈なお決まりやセオリーは破壊してやるという性癖が働いているからではないだろうか、と、このミックスを聴いてあらためて強く感じる。 そういう排他的な人間がロータリー式のDJミキサーを使うと、こうやって音楽を解体し構築するのか、と興味深い。 が、それだけではない。 ブレイクビーツがドカドカ鳴り響き、ギターがけたたましい轟音を鳴らし、ピアニストが鍵盤を叩きまくり、ホラー映画のように人が絶叫していても、ATOSONEは選曲と曲順で彼なりのドラマとロマンを貫いているように聴ける。情緒がある。そして優雅さと美しさを失わない。そこに痺れるわけだ。そのお楽しみは特に終盤で味わえる。 二木信